従来所謂「焼き物」においては古来より大型の「穴窯」が多く用いられてまいりました。幕末から明治以後には西洋よりレンガ造りの石炭窯がもたらされ、以後そちらも一般化していくのでありますが、原理的にはこれらにはそれほど大きな違いはありません。一方で、江戸時代ころより、次第に従来の大量生産方式とは異なり、一度に一点から数点程度のみの物を焼き上げるという多品種少量生産も一般化していきます。素焼窯や上絵付け用の錦窯などがこれに当たります。近代以降においてはこの多品種少量生産化は更に進み、さらに焼き物が陶芸として趣味の領域へと浸透し、誰もが作品制作をするようになり一般化するに従って急速にその製造工程にも電化が進んでいきました。そうした流れの中で登場したのが電気エネルギーを熱エネルギーに変換するという電気炉です。
現在陶芸用電気炉にはさまざまなメーカー製のものがあるのですが、現在当社ではその中においても操作性・安全性の面から特に人気のある小糸工業製のものに関しまして、買取の方を強化させていただいております。ご不用品をお持ちの場合には、ぜひ当社の買取サービスのご利用をご検討してみてください。小糸工業製の製品の大きな特徴として挙げられるのがそのコンパクトさでありますが、これにより室内の限られたスペースでも焼き上げをすることが可能となっており、陶芸教室などではない一般のご家庭にてご所有をされておられるというケースも少なくないということです。こうしたこともあり、現在当社では個人のお客様からの当製品の買取の方も大歓迎しております。
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