時計の表示方法には砂から針、さらには液晶式など非常にさまざまなものがあるのですが、その中においてもかなりマイナーな部類に入るであろうものの一つに、”管時計”というものがあります。これはニキシー管と呼ばれる放電管を使用して時刻表示をするという時計であり、ガラス管の中に数字などの形に曲げられた管を入れ、そこに放電がなされることによってそれの表示がなされます。

このニキシー管時計は実用性という観点ではお世辞にも良いと言えるものではなく、またその割には製造コストなども高く付くことから1950年代半ばに実用化がなされたものの70年代には既に下火となり、90年代初頭には新品の製造は全世界において行われなくなってしまいました。しかしその一方ではその印象的なデザインと温かみのある発光色から愛好家などのマニアックな人気も高く、自作することもそれほどには難しくないことから、故人の製造者によるハンドメイド品などがインターネットを中心として盛んに販売されており、また古い品物に関してはアンティーク的な価値があるものもございます。アップル創業者の一人であるスティーブ・ウォズニアック氏もまたこの製品に魅せられた一人であり、特注品の腕時計型管時計を身に着けているということで知られております。

さて、ただ今当社では、このニキシー管時計をご売却をしていただけるというお客様を探しております。アンティーク品はもちろんでありますが、近年において作られたハンドメイド品などに関しましても買取の対象とさせていただいておりますのでどうかご気軽にご連絡ください。近年こちらの製品は某アニメ作品などにて登場したということもあり、急速にその人気が高まりつつあり、復刻ムーブメントも起こりつつあるようです。そのため現在においてはそうしたニーズに対応をするため、できるだけ多くのお品物を、なるべく良いお値段にて買取をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。

ニキシー管時計